占者について:
清閑堂玄珠(せいかんどう・げんしゅ)
教育学修士、日本易学協会筆録担当理事(「筆録子」)
昭和の易聖・加藤大岳氏により創り上げられた理知の易「大岳易」を独学で学ぶ
また「金口訣六壬(きんくけつりくじん)」は日本でまだ珍しかった頃から研究を始め、現在も理論的・実証的な考察を続けている
@nifty の FFORTUNE(占いフォーラム)では「玄珠」のハンドルネームで、ライフワークである「六壬の十二天將の由来」について研究・発表を継続中
著書に『万馬券数霊異端術』がある
モットーは「Frei aber Einsam!」(自由に、しかし孤独に!)
* 「太一鋒」(たいいつほう)の由来 *
中国・前漢の武帝は皇帝の象徴である「招揺の霊旗」を作らせた、と歴史書の『史記』・『漢書』に書かれています
そのデザインが太陽・月・北斗七星・「太一鋒」です
李零・北京大学教授は、「“太一鋒”とは一つの星が後ろ・三つの星が前にあるもの」という晋灼による漢書への註に注目しました
それはすなわち北斗の口の前にあるとされた「天乙(てんいつ)三星」+太乙星だというのです
一人の神(太乙)+三匹の竜(天乙)、または「Y」字形をした四つの星の並びで表されるこの図形「太一鋒」は、霊力を持つものとしてずっと後の時代まで呪符等に使用されてきたのだ、と
私、玄珠の説ですが、「天乙三星」とは「りゅう座7・8・9番星」を指すものです
詳しくは @nifty の FFORTUNE での発表をご覧ください
(この項は特に無断転載厳禁、玄珠)